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児童養護施設との出会い

私が児童養護施設とであったのは大学2年生の秋です。漠然と教育に興味は持っていたものの、児童養護施設という存在は知らず、たまたまインターネットで見つけたのが地元にあった児童養護施設です。
家庭環境に恵まれ、親がいる事も、大学まで進める環境にいたことも当たり前だった私にとって施設との出会いは衝撃的でした。日本には3万人を超える児童が、児童養護施設をはじめ、自立支援施設、里親待機施設、一時保護所などに保護されており、親と生活する事が当たり前ではない社会に暮らしていることをしったのです。自分の無知さに恥ずかしい思いをしたのと同時に、「大学」という空間が実は社会の一部分しか写していないことを痛感しました。
大学には、教育環境に恵まれていたり、経済的に恵まれている学生がたくさんいます。恵まれていることが悪いといっているわけではありません。恵まれていることは幸せなことです。ただ、恵まれているがゆえに気付かない・実感がわかない社会問題はたくさんあると思います。私は、自分が施設とであった時のように、自分のまわりの大学生にもより広い社会を社会に出る前に見て欲しい、気づいてほしいと思ったのです。

私たちが出来る事 児童養護施設にいながら、私が出来る事はなんだろうと考えました。その中で痛感したのは職員さんの忙しさ。自分の生活もある中で、子供たちの生活も見たり、進路の事、施設を出たあとの事も考えなくてはいけないし、施設は学校とは違って夜まで面倒を見なくてはいけないので、朝から晩まで仕事があります。親が子供1人を育てるのも大変なのに、職員1人がだいたい6人ほどの子供たちを担当しているのです。勉強の面倒をみたり、宿題を手伝う余裕は到底ないだろうと思いました。大学生は受験を経験したばかりだし、時間にも職員さんに比べたら余裕がある。私がいた施設には、大学生はたった4人。それに私以外は児童福祉の勉強をしている学生でした。児童福祉の勉強をしていないと児童養護施設との接点はなかなかなく、施設で学習ボランティアを募集しているかどうかも知らない学生がほとんどです。私が施設について話すと興味をもってくれる友人は何人もいました。ただ知らないだけで、知ったら自分も何かしたいと思ってくれる学生が実は多いのではないかと思ったのです。そんな大学生たちを児童養護施設に学習ボランティアとしてつなぐシステムを作れないかなと思ったのがきっかけでした。


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森山誉恵

慶應義塾大学法学部政治学科3年



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